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【18禁】晴れときどきお天気雨

攻略

完全自力攻略ガイド

このゲームは自力攻略が極めて容易であるので、是非とも自力攻略を勧める。 選択肢はたったの3つ。

  1. 絢音ルート/共通ルート分岐
  2. 水希ルート/共通ルート分岐
  3. バッドEND/なずなルート分岐

この順で選択肢が出る。 全エンドクリア後(?)、メニューに「お天気雨の章」追加。

ルート選択

第4話

  • 分かった、と頷く→共通ルート
  • 残念だな、と呟く→絢音ルート確定

第6話

  • 香奈恵のところに行く→共通ルート
  • 水希に会いに行く→水希ルート確定

第8話

  • なずなが好きだ→なずなルート確定
  • なずなは俺の妹だ→BADエンド確定

体験版

稲乃神香奈恵

ヒロイン兼“神様”稲乃神香奈恵は馬鹿である。

香奈恵「神の名において、万物を構成せし霊素に命ずる…」
香奈恵「いでよ、ユキチさんっ! いっぱいっ!」
…………………………は?
……思わず、ぽかんと口を開けてしまっていた。
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何故なら、眩い霊気の光が消えたかと思えば、店の中に大量の一万円札がヒラヒラ舞っていたのだから。
香奈恵「や、やった…! やりました! 成功です…っ!」
どうやら、香奈恵は思い描いていた通りの『奇跡』を成功させた−−ということらしいのだが。
香奈恵「す、すごいです、私っ! まさかこんなに上手に出来ちゃうなんてっ!


香奈恵「やりました! 初めてのお仕事、大成功ですっ!」
そう言って、もう一度ぴょこんと香奈恵が飛び跳ねた時だった。
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珠美「あほかぁぁーーーっ!!!」
小気味のいい音を立てて、珠美さんが思いっきり香奈恵の頭を叩いていた。
香奈恵「え、あ、あの…、何か…?」
珠美「何かって……あのな? “神様”とはいえ普通に日本の法律は適用されるんやで〜?」
こめかみに青筋を浮かべながら、にこにこと満面の笑みを浮かべる珠美さん。
……というか、まあ、そりゃそうだよな。
香奈恵「あ、あのあの、でも、ご依頼で商売繁盛って−−」
珠美「現ナマを出してくれとは誰も言ってへんやろ?」
香奈恵「け、結論を言えばお金が欲しいってことになりますし…」
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珠美「通貨偽造の罪は懲役何年やったかな?」
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虎太郎「無期または三年以上の懲役っスね」


珠美「あと3秒以内に全部消したら見逃したるけど」
香奈恵「す、すぐにやります〜〜〜〜っ!」
……とまあ、そんなこんなで店の中に散らばった札束は元通り綺麗サッパリ消滅させられて。


祐也「いまいち出来が良くなかったというか…、色味とかも微妙におかしかったし…」
何よりも分かりやすかった例を、俺はテーブル上に指で書いて説明してみせる。
祐也「壱万円の『壱』がな、『一』になってたし…」
水希「アンタ、あの一瞬でそんな細かいとこまで気がついたわね?」
なずな「……というか、香奈恵さん」
香奈恵「え、えっと…………」
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りん「説明しよう、カナ姉はあまり難しい漢字は書けないのである」
ごん「編入試験だって、かなり危なかったらしいって話ですしね…」
香奈恵「うあっ! そ、そんなことバラさないでよぉ〜〜!?」
珠美「ウチとしては、そういう知識とか以前の問題で、根本的に脳が足りとらん気がするけどな〜」


香奈恵「でも、あの…、それなら『商売繁盛』なんて抽象的な願い事、どうやって叶えたらいいんでしょうか…?」
珠美「いや、ウチに聞かれても。ウチは鬼切りやからそういうのは専門外やし…」
水希「ていうか、“神様”なのは香奈恵でしょ? 願い事叶えるのはアンタの専門分野じゃないの?」
香奈恵「いえ、あの…、ですから私、新米なので…。実務経験とか、全く無かったりしまして…」
なずな「ここ来る前に、修行とか、そういうのはしてなかったの…?」
香奈恵「…………す、すみません」
虎太郎「つまり、なんだ。願い事をどうやって叶えるとか、そういうのは全く知らないのか?」
香奈恵「…………はひ」
身を縮めて、何やら二回りくらい小さくなりながら、申し訳なさそうに香奈恵は頷いた。
陽菜子「あ、あの〜、それじゃ、恋愛成就のお願いとかは…? わたし、後で頼もうかなって思ってたんだけど…」
香奈恵「え、えっと…、ちょっと難しいですけど、人の心を操る術とかあったような…
珠美「あー、それは確か、操られる本人の同意がいる筈や。せやないと悪用し放題やからな。」
祐也「法律か何かで決まってるんですか?」
珠美「せや、妖術規制法っていうんがあってな…。まあ、細かいことは今はええやろ」
水希「ていうか、本人の同意って…。そんなの、同意してくれるなら、最初から両思いってことじゃない…?」
虎太郎「……まあ、普通は全く意味無いだろうな」
陽菜子「それじゃ、わたしのお願い事は…?」
香奈恵「す、すみません…。やり方、分からない…です」
水希父「僕達の、商売繁盛のお願いは…?」
香奈恵「も、もう少し、具体的にして頂ければと……」
八百屋店主「いや、具体的にって言われてもなぁ…?」
咄嗟には、そう言われても困るだろう……普通。
水希「つまり香奈恵、アンタどんな願いなら叶えられるのよ…?」
香奈恵「わ、分かりません…! 教わってないんです…! まさか、こんな落とし穴が待っていたなんて…!」
その時、恐らくはこの場にいた誰もが思ってしまったことだろう。
この“神様”って、もしかして本物の−−
水希「……バカかも知れない
りん「うわ、ハッキリ言っちゃった」
水希父「え、ええと…、香奈恵様…? 何か困ったことがあれば、その時にまた改めてお願いしますので…」
香奈恵「ふぇっ!? わ、私、頑張りますから! 願い事を叶えるの、神様のお役目ですから…!」
水希父「いやぁ、あはは…今日のところはご遠慮しておこうかな〜って」
香奈恵「そ、そんな…! それって、私の初めてのお仕事は…!?」
珠美「普通に考えて、失敗したんやろなぁ……」
香奈恵「あ、あの…! みなさん! 他に何かお願い事とかありませんか…!?」
香奈恵が身を乗り出して尋ねるけれど、その場にいた全員が一斉に目を逸らしていたりして−−
香奈恵「わ、私…、神通力とか使えますよぉ…!?」
『稲之神香奈恵は役に立たない“神様”である』
そんな噂話が、たぶん、今この瞬間から……始まった。

ヒロイン兼“神様”稲乃神香奈恵は、神通力を具体的願い事に活かす方法を知らないだけでなく、基礎的な技能も激しく劣る。

香奈恵「え、えっと…、成績アップ…ですか?」
女子生徒A「えへへ〜、学生らしくて健全なお願いでしょ!」
香奈恵「あの…、でも、何て言ったらいいか…」
女子生徒B「香奈恵さん? どうかした?」
香奈恵「くすん…、そういうこと出来るなら、自分でやっています…」
女子生徒C「ええと…、もしかして、さっきの授業の…?」
女子生徒A「あー、数学の小テスト…?」
香奈恵「どうして、返却する時にわざわざ点数まで読み上げられるんですか!?」
女子生徒B「あはは…、酷い話だとは思うけど…、もはやあの先生の趣味みたいなものだから…」
女子生徒C「でも、香奈恵ちゃん…、“神様”なのに3点って…」
香奈恵「ち、違うんですっ! あれはただ、前の学校と授業の進み具合が違って−−」
女子生徒A「いや、あの、さっきのテストは一年の範囲の復讐問題で…」


香奈恵「ええと…その、一時的なものでよろしければ、変化の術というのがあるんですが…」
陽菜子「ほ、ほんとに!? 出来るの!?」
香奈恵「実際に背が縮むわけじゃないですよ…? あくまで一時的で、しかも一種の幻覚みたいなものですし…」
陽菜子「いいっ! それでもいいっ! とりあえず、みんなの反応確かめてみたいっ!」
女子生徒A「……なんでそんな必死なのか、よく分かんないけど」
女子生徒B「うん、よかったじゃん。やってもらえるならさ」
女子生徒C「ほわー。ヒナちゃんが変身するの、見たい見たい〜」
陽菜子「えへへ…、香奈ちゃん、よろしくお願いしますっ!」
香奈恵「…え、えっと」
……けれども、その『願い事』に、香奈恵は気まずそうに目を逸らしていたりして。
陽菜子「あれれ? どうかした…?」
香奈恵「す、すみません…、実は、他の人を変身させるの、意外と難しくて…
陽菜子「出来ないの…?」
香奈恵「きょ、今日の私だと、ちょっと、霊力が足りないかなって−−」
ごん「あの〜、香奈恵様、それはちょっと…」
りん「嘘はよくないと思うよ〜……」
いつの間にか香奈恵の側に近寄っていた二匹が、呆れたように口を挟んでいた。
陽菜子「……嘘って?」
りん「足りてないのは霊力だけがじゃなくて、技術も、ってこと
ごん「後日ってことにしてもらっても、その時になって困るのは香奈恵様ですよ?」
陽菜子「……香奈ちゃん?」
香奈恵「はぅ…、ご、ごめんなさい……です」


陽菜子「えっと、ええと…、結局香奈ちゃんって、どんなお願い事なら叶えられるのかな…?」
香奈恵「た、例えば、空を飛びたい…とか」
女子生徒A「……あたし、高いとこ苦手だし」
女子生徒B「いや、それ以前に確か、香奈恵さんって−−」
陽菜子「日曜日、落ちてきた……よね?」
香奈恵「う…っ」
女子生徒C「……で、春日井君とキスしたんだもんね?」
香奈恵「うううう…っ」
梶原の助け船も不発に終わり、新米の“神様”は追い詰められていく一方だった。

ヒロイン兼“神様”稲乃神香奈恵の能力不足には理由が用意されている。

祐也「香奈恵は−−あいつは、どうしてあそこまで何も知らないんですか?」
珠美「……どうして言うても、新米やからな」
ほんの一瞬の躊躇の後に、そんな返答。
祐也「なら、他の新米“神様”も、全員があんな感じなんですか?」
水希「……言われてみれば、そうよね」
何故ならそれは、とてもおかしなことだったから。
水希「香奈恵みたいな“神様”って、国のなんとかいう組織から派遣されて来てるんでしょ?」
珠美「神霊管理局。ウチが所属しとる神祇賞の機関や。別に“神様”全部が組織の所属いう訳やないけど…、香奈恵の場合はせやな」
水希「名前なんてどうでもいいです。ただちょっと、何も知らないまま仕事させるなんて無責任な気がします」
ごん「あの、でも、管理局っていうのは、願い事を叶える為の組織ではないですから…」
りん「専門は、怪奇事件の対策とかそういうの。神通力が使える“神様”なら魔法使いキャラとして役に立つから、それで採用されてるってだけ」
願い事を叶えるのは本業ではない。つまりはそういうことなのだろうけど−−
祐也「その組織に入る新米の“神様”は、みんな香奈恵みたいに何も出来ないのか?」
りん「……それは、ええと」
ごん「そんなことはない…と、思いますけど…」
口籠る二匹の狐達と、頭を振って軽く息を吐く珠美さん。
珠美「大体想像はついとるんやろうけど…、普通は“神様”として修行を積んでから入ってくるもんや」
珠美「……で、親族の社会いうのはかなり閉鎖的やからな。修行とか出来るんは、普通親元くらいしかあらへん」
なずな「それって、つまり香奈恵さんは…」
ごん「小さい頃に、ご両親を亡くしてらっしゃるんです」
なずな「………………そう、なんだ」
りん「しかも、仲のいい親戚とかいなかったらしくてさ。練習見てくれる人もいなかったから、今までまともに神通力使ったこととかないんじゃない?」
……必然的にしんみりとしてしまう俺達の前で、りんだけが少し拗ねたような顔つきをしていた。
水希「その言い方だと…、つまりアンタ達も、あんまり香奈恵との付き合いは長くないのよね…?」
ごん「あ、はい。香奈恵様がこのお仕事に就くと決められた後に、ボク達一族の長老様からお仕えするように言われただけで…」

物語

この物語の“神様”は万能ではない。

山神「出来ないものは出来ないんだ。私は意地悪を言ってるわけじゃない。何とかしてあげたくても無理なんだよ…」
−−納得なんて、出来なかった。
祐也「お願い…します……っ」
頭では理解し始めていても、感情が、どうしても事実を受け入れてくれなかった。
山神「困ったな…、とにかく…その依頼は受けられない。暗くなる前に帰った方がいいと思うが…、嫌なら気が済むまでそうしていなさい」
祐也「なずなを…助けて……」
山神「……すまないが、私はもう行くよ」
熊みたいな大きな“神様”が、俺に背中を向けて立ち去っていく。
−−どうすればいいのか、分からなかった。
その頃の俺は、まだ浅はかな子供に過ぎなくて。
その時、身勝手に抱いていた期待を打ち砕かれるまで、何一つ理解していなかったのだから。
もしも『奇跡』でどんな願いも叶うなら、医者も病院も必要ないという−−考えてみれば、当たり前の事実。
祐也「なんで…だよ……」
いくら“神様”の力とはいえ、生命に触れることだけは叶わない。
“神様”の『奇跡』では、病期や怪我は治せない−−
そんな知識を手に入れたのは、もう少しだけ後の話で、

主人公達は、人智と努力によって“奇跡”を起こしている。

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陽菜子「ほら、向こうの廊下の端っこにあるでしょ? 普段はなずなちゃんの専用だけどね、荷物運んだりする時は使ってもいいことになってるの」
香奈恵「え…? えっ?」
陽菜子「……どうかした?」
……何か、あり得ない一言を聞いた気がする。
香奈恵「あの…、なずなさん専用って…」
陽菜子「あ、そのこと…? 正確には障害者用なんだけど、今はなずなちゃんしかいないから」
陽菜子「それに、ほら、元々なずなちゃんの入学に備えて作ったものだから」
香奈恵「な…、え? なずなさんの為に…?」
陽菜子「今年の春休みに工事して、出来たてほやほや♪ 他にも色々と、バリアフリーの工事したんだよ〜」
一言で言えば……びっくりした。
香奈恵「それって全部…、なずなさん一人の為に?」
陽菜子「そうだよ〜、表向きは身体の不自由な生徒も入学出来るようにってことになってるけど…」
香奈恵「す、すごい学園ですね…、たった一人の為に…」
陽菜子「ん〜〜、ちょっと違うかな…?」
目を丸くしている私の前で、パタパタ手を振りながらちょっぴり苦笑いしている陽菜子さん。
香奈恵「違うって、何が−−」
陽菜子「すごいのはね、学園じゃなくて虎太郎くん達」
陽菜子「私もちょっとだけ手伝ったけど…、水希と、春日井君と−−あの三人組が頑張った結果というか…」
陽菜子「……正確に言えば、学園長を脅迫した結果というか」
……今度は、ぽかんとしてしまう。
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陽菜子「ま、まあ…、それはともかく。そもそも、春日井君達が生徒会なんてやってるのも、なずなちゃんの為の環境整備が目的だったとかで…」
香奈恵「………………」
何だろう……この感覚は。


香奈恵「あの…、陽菜子さん。春日井くん達は、どうしてそこまでしたんでしょうか…?」
……知っておきたかった。
本当はもう分かっていたけれど、確かめたかった。
陽菜子「それはもちろん−−なずなちゃんが、この学園に通いたいって思ってたからだよ」
香奈恵「なずなさんが、願っていたから…?」
陽菜子「春日井くんって…水希もだけど、なずなちゃんの為なら何でもやっちゃうもん」
陽菜子「ほんと、呆れちゃうくらいシスコンなんだから」
香奈恵「……そう、ですね」
……何故だろう、どきどきしてきてしまう。
凄いな…って、憧れみたいな気持ちが溢れてくる。
だって、春日井くん達は『奇跡』なんて起きなくても、本当になずなさんの願いを叶えてしまった
陽菜子「明日の体育祭だってね、なずなちゃんが楽しみにしてるでしょ?」
香奈恵「は、はい、知ってますっ」
陽菜子「だから春日井くん、すっごく張り切っちゃって…、去年までと比べて色々凝ったことしてるんだよ〜」
……きっと、それは小さな努力の積み重ねで。
一番大切な『願い』を叶える為に、一生懸命で。
……どうしてだろう? この気持ち。
何かしてあげたい、手伝いたいって、何だか胸がソワソワしてきてしまって−−
香奈恵「あ、あのっ、陽菜子さんっ!」
陽菜子「えっ、な、なに…?」
香奈恵「荷物、頑張って運びましょうですっ」
今の私に、出来ること。
陽菜子「……うん、そうだね」
……出来ることを、一つずつ。
陽菜子「じゃあ、一緒に頑張ろうね♪」
香奈恵「はいっ、よろしくお願いしますっ」
あの人の側にいれば、いつか私にも見つけることが出来るのだろうか?
私なりの、『願い事』の叶え方を−−


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なずな「よぅし、景品目指して、明日は絶対勝つぞ〜っ! おーっ♪」
香奈恵「って、あの〜、もしかしてなずなさん、出場なさるんですか?」
なずな「うん♪ 上に乗ってるだけなら歩けなくても平気でしょ?」
香奈恵「そ、それはそうかも知れないですけど……」
何故だか、ちらりと俺を見る香奈恵。
祐也「……本人がどうしても出たいって言うもんだから」
内心では、割と反対だったりするけどな。
香奈恵「えと、大丈夫なんですか…? 騎馬戦って、結構危険な競技だと思うんですけど」
なずな「むー、香奈恵さんまでそーゆーこと言うの? 大丈夫だってばっ! 過保護、よくないっ!」


水希の掛け声に合わせて、なずなを乗せた馬役の三人が一斉に立ち上がる。
とりあえず、既にこの段階でなずなを馬に乗せるまでに他の誰かが介助する必要があると判明していた。
……やはりというか、なずなが参加するにはそれなりに大変そうな競技である。
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陽菜子「な、なずなちゃ〜ん、大丈夫〜?」
なずな「は〜い♪ あはは、高い高い〜〜♪」


香奈恵「それにしても、あの…、武器ありなんて、随分過激な騎馬戦ですね…?」
虎太郎「そうでもないぞ? あのハンマーと本番でかぶる帽子にはマジックテープが貼り付けてあってな」
祐也「直接掴みかからなくても、そいつをくっつけて帽子を奪えるって寸法だ」
香奈恵「は、はあ…、凝ってますね」
虎太郎「ま、顔面狙わなきゃどつき倒してもいいってルールなんだけどな」
香奈恵「やっぱり過激ですよっ!?」
正直、俺としても「そうだよなぁ」などと思わなくもないのだが−−
虎太郎「直接掴みかかるだけだと、どうしてもなずな君が不利になるからな」
香奈恵「そ、それはそうでしょうけど……」
虎太郎「てなわけで、なずな君が楽しめるようにと祐也の発案でこうなった」


祐也「……なずなをこの学園に入学させるのだって、最初は無理だと思っていた」
香奈恵「………………え?」
祐也「だけど、あきらめなかったから…、何とかなった」
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祐也「もしも、最初から諦めていたら…何も起きなかった」
祐也「考えてみれば、あの時だって…。なずなも俺達も、本気で実現するなんて思っていなかったんだ」
だから、というわけではないけれど−−
足掻いてみたい気持ちは、同じだったから。
……今の俺達は、同志みたいなものだった。
香奈恵「あ、あの……」
祐也「力なら貸してやるから…。俺たちの『願い事』、一緒に叶えてくれるか?」

学園長を脅迫するという手段の良し悪しはさておき、自分達にできることをやって何かを実現するという展開には期待できる。 どうやら、未熟な“神様”稲乃神香奈恵が努力と根性だけの修行を積むと御都合主義的超展開で潜在能力に目覚める…という話ではないらしい。

陽菜子「でも、普通はそんなの聞いて貰えないでしょ? だから…、もう去年は無茶苦茶だったよ…」
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陽菜子「学園長の弱味握って、無理矢理説得しようとして…、それでも無理そうだったから、ムチだけじゃなくて飴もくれてやるか〜とか言い出して…」
陽菜子「実はここだけの話、女子の体操服が未だにブルマなの、あの三人の所為だったりします…」
香奈恵「は、はい…っ!?」
陽菜子「ホントは今年から変えようって運動があったんだけどね…? 学園長が内心で嫌がってることを突き止めた生徒会の手によって−−」
香奈恵「つ、潰された……とか?」
陽菜子「運動を阻止するの、取引の材料にしちゃったらしくて」

ブルマ1つにそんな設定があろうとは(笑)。

Last modified:2011/12/02 03:01:09
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