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【18禁】恋騎士Purely☆Kiss

攻略

完全自力攻略ガイド

このゲームは自力攻略が極めて容易であるので、是非とも自力攻略を勧める。 自力攻略のためには、「進行制御」メニューの次の3つを上手に使いこなすこと。

  • 「次の選択肢へ進む」
  • 「前の選択肢に戻る」
  • 「ヒロイン好感度表」

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あと、ベルナデットルートと佳織ルートは初期状態では入れないことだけ知っておけば良い。

少しだけアドバイス

  • エルシア、真奈、明莉、由宇のルート判定は、好感度が1番高いヒロインのルートへ
  • 4択は常にエルシア、真奈、明莉、由宇の順
  • その時点で最も好感度の高いヒロインの好感度が自動的に1つ上がるイベントが2つある
  • ベルナデットルートと佳織ルートは、
    • 誰かのエンディングを見ると開放される
    • 好感度と関係なく、追加された選択肢各1個でルート分岐判定

レビュー

主人公が格好良い。 敢えて欠点を上げるとするならば、エルシアルートの正騎士試験があっさりしすぎなのと、最後の解決方法が安易すぎること。 それ以外は大変素晴らしい。 とくに由宇ルートが素晴らしい。 最近のエロゲーでは実妹攻略が珍しくなくなっている。 しかし、その場合の最も大事な事がおざなりにされていることが多い。 由宇ルートでは、その辺りに深く踏み込んだ描写となっている。

要の母「はぁ……この思い込みの激しさは誰に似たのやら……」
要の母「いい、まず、アンタたちの覚悟は薄っぺらい!
由宇「そ、そんなこと、ありません! 私達は……!」
要の母「だまらっしゃい! あんたたち、もし学園辞めることになったらどうするの?」
要の母「あんたたちの言う覚悟なら、自分達の力だけで生きていくつもりなんでしょ?」
要「あ、ああ」
要の母「お金はどうするの? 住むところは? 仕事は? 白宮学園辞めたらあんたたちには何も残らないの、わかってるわよね?」
要の母「あんたたちの従騎士資格、仮授与されてるだけでしょ。辞めたら当然なくなるわね」
要の母「騎士を目指してたけど、一年も経たないうちに辞めました、なんて言って、仕事にありつけるのかしら?」
要「う、ぐぐ……!」
要の母「まあ、仮に上手く仕事について、住むところも見つけたとして……子供ができたらどうするの?」
要の母「あんたたちはいいでしょうけどね、子供はどうなると思ってるの? 学校に入れれば当然、親のことだって伝わるわよ」
要の母「親のことでイジメにあう子ってね……多いのよ」
教師である母さんの言葉には、それらを知っているからこその重みがあった。
要の母「私は……あんたたちが幸せになってくれれば……いいの。でもね、いまのまま、逃げ出すような考えじゃ……幸せになれると思えないわ」
要の母「だから……しっかり考えなさい。ダメなら自分たちだけで生きていく、なんて考えずに」


宗善「自分達を引き裂こうとする全てと戦う、命をかけて守る……言ってることは立派だがな」
要「それが……どうしたってんだよ……」
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宗善「お前の言葉には説得力がねえんだよ。言われたろ、覚悟か薄っぺらいって」
要「ああ……」
宗善「現状、もしお前達が学園を辞めることになったら……誰かに頼って仕事のツテや住居を確保する必要があるだろうが?」
宗善「誰かに頼らずやるってな、確かに人に迷惑はかけねぇかもな。だがな、本当に大切なもん守ろうと思うなら、手段なんざ選んでる場合じゃねぇだろ
宗善「それとだ、今まで騎士になることしか考えてこなかったお前が、今になって別の生き方見つけられんのか?」
要「………………」
宗善「わかったか? お前の覚悟にゃ中身が足りねぇ……」
要「……だったら、俺はどうすればいいんだよ!?」
要「このまま従騎士団に居続けてもいずれは由宇との事はばれる」
要「中身がないってのは、そうだ……特別なツテがあるわけでも、力があるわけでもない」
宗善「ったく……お前、馬鹿だな……」
要「ぐっ……」
宗善「お前が持ってる一番大きなツテはなんだ? 一番向いてるであろう職は? 今現状で、一番リスクの少ない選択肢を考えてみろ?」
要「……あ……でも、それは……」
宗善「言ったろ、本当に大事なもん守りてぇなら、手段選んでんじゃねってな……利用できるもんは利用しろってのは、お前に一番最初教えたことだろ?」

遊びではなく真剣な気持ちで手を出したなら、当然、その先のことも考えなければならない。 いや、先のことを考えたベストの選択肢を模索した結果として、手を出すかどうかを決めるべきだろう。 「全てと戦う、命をかけて守る」と言うだけなら、簡単である。 しかし、その手段を用意できないのでは「覚悟か薄っぺらい」と言われるのも当然である。 社会的に受け入れられ難い選択をすれば選べる手段は限られるから「手段なんざ選んでる場合じゃねぇ」のである。

親などの自分に愛情を向ける大人にとって、本当に迷惑なことは、彼らを頼ることではなく、彼らを蚊帳の外に置いて彼らの知らない所で物事を進めることである。 大人の立場で考えてみれば良い。 自分が蚊帳の外に置かれたまま、子供たちが勝手に物事を進め、問題が拗れてどうしようもなくなってからそれを知ったとする。 大人としては「どうして、事前に相談してくれないのか」「早い段階なら何とかできたかも知れないのに」と思うだろう。 大人の方が力も知恵もあるのだから、子供が自力で何とかしようとするよりも、大人に頼った方が上手くいく可能性が高い。 子供の浅知恵で大人の介入を拒めば、それだけ問題は拗れ易く、大人にとって迷惑な状況になり易いのである。 だから、問題が複雑になってから相談するくらいなら、まだ話が単純なうちから相談すべきなのだ。 この場合は、実妹と交際する前に、学長や母親に相談すべきなのである。

実妹攻略そのものの倫理的問題を棚上げするとしても、当然、手を出した先の問題は物語に盛り込むべきことだろう。 その上で、陥り易い間違いと本来あるべき行動を退避した描写が求められる。 由宇ルートでは、その描写ができている。

Last modified:2011/10/06 03:22:58
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References:[手持ちのエロゲ] [\(>ヮ<)/きゃっほぉ♪Wiki]